日本近代化に貢献・西洋人の想い残る山手散策

横浜・川崎 10時間30分

港町ヨコハマの洋館を巡ります。かつて外国人居留地だった名残りと貴重な建築様式は必見です。

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山手イタリア山庭園

山手地区にある水路や花壇を幾何学式に配したイタリア式庭園を擁した都市公園です。山手イタリア山庭園の名前の由来は、明治期にイタリア領事館があったことから、この地が「イタリア山」と呼ばれるようになったのが始まりです。1993年にはブラフ18番館、1997年には外交官の家が移築され、西洋風の庭園と調和が取れたすばらしい風情を作り出してます。庭の中を散策路が辿り、花壇にはバラの季節には姉妹都市のリヨン市から贈られたプレステージ・ドゥ・リヨンが咲きます。港の見える丘公園のローズガーデンから外交官の家までの道のりは、まち歩きに最適な観光コースとして人気を博しています。

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外交官の家

外交官の家は、明治43年に明治政府の外交官・内田定槌邸として、アメリカ人建築家 J.M.ガーディナーの設計により、東京都渋谷区南平台に建てられたものを、平成9年にここへ移築復原しました。建物は塔屋付の木造2階建で、華やかな装飾が特徴のアメリカン・ビクトリアン様式を基本とし、室内の家具や装飾にはアール・ヌーボー風の意匠とともに、アーツ・アンド・クラフツのアメリカにおける影響が色濃く見られ、現在は国の重要文化財に指定されています。館内では、ガーディアーの作品や外交官の暮らしについての展示が行われ、付属棟に設けられた喫茶スペースでくつろぐこともできます。

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ブラフ18番館

ブラフ18番館は、関東大震災(1923年)後に山手町45番地に建てられた外国人住宅で、戦後はカトリック山手教会の司祭館として平成3年まで使用されてきました。その後、山手イタリア山庭園の一郭に移築復元され、平成5年から一般公開されるようになりました。木造2階建ての建物は、フランス瓦の屋根、暖炉の煙突、ベイウィンドウ、上げ下げ窓と鎧戸、南側のバルコニーなど、震災前の外国人住宅の特徴を色濃く残しており、館内は当時の横浜家具を復元展示して大正末期から昭和初期の外国人住宅の暮らしを再現しています。また、解体時の調査により、これは震災前に建てられた建物が火災を免れ、山手町45番地のR.Cバウデン氏が部材を転用して同じ場所に再建したものであることが判明しました。

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ベーリック・ホール

べーリック・ホールは、英国人貿易商B.R.ベリック氏の邸宅として、昭和5年に米国人建築家J.H.モーガンによって設計されました。現存する戦前の山手外国人住宅の中では最大級のもので、600坪の敷地に建つ建物は、スパニッシュ・スタイルを基調とし、ほとんどの部屋を南に配した明るく開放感あふれる設計となっています。外観はイスラム様式の流れをくむクワットレフォイルと呼ばれる小窓、瓦屋根をもつ煙突など多彩な装飾が施され、内部も白と黒のタイル張りの床や、フレスコ技法を用いた壁、玄関や階段のアイアンワーク、獅子頭のついた壁泉を備えた珍しいサンルームなど見どころがいっぱいです。2Fの婦人の寝室につながるサンポーチからは現在でも横浜港をかいま見ることができます。

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横浜市イギリス館

横浜市イギリス館は、昭和12年に英国総領事公邸として、上海の大英工部総署の設計によって建てられました。広い敷地と鉄筋コンクリート2階建ての大きな建物は当時の東アジアにある領事公邸の中でも上位に格付けされていました。1階にはサンポーチ、客間、食堂が並び、広々としたテラスから芝生の庭に繋がり、2階の寝室や化粧室からは、美しく整備された庭や港が一望できる広い窓が設置され、地下にはワインセラーも設置されていました。昭和44年に横浜市が取得後は、1階ホールはコンサートに、2階集会室は会議等に利用されるだけでしたが、平成14年からは、2階で復元された寝室部が一般公開されるようになりました。

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山手111番館

山手111番館は、大正15年にアメリカ人ラフィン氏の住宅として建設されました。 設計者は、J.H.モーガンで、赤い瓦屋根に白壁の建物は、地階がコンクリート、地上が木造2階建ての寄棟造りです。 創建当時は、地階部分にガレージや使用人部屋、1階に吹き抜けのホール、厨房、食堂と居室、2階は海を見晴らす寝室と回廊、スリーピングポーチを配していました。 横浜市は、平成8年に敷地を取得し、建物の寄贈を受けて保存、改修工事を行い、平成11年から一般公開しています。館内は昭和初期の洋館を体験できるよう家具などを配置し、設計者モーガンに関する展示等も行っています。現在、ローズガーデンから入る地階部分は、喫茶室として利用されています。

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横浜中華街

横浜中華街は、横浜市中区山下町一帯に所在するチャイナタウンです。神戸南京町中華街や長崎新地中華街とともに三大中華街と称されてますが、その規模は他を圧倒しており、日本最大且つ東アジア最大の中華街となってます。現在は6000人を越える中国人が在住するだけでなく、0.2平方キロのエリア内に500以上の店舗が軒をつらねています。上海路、中山路、福建路など、地名を冠した路地が交差しており、そこには漢字の看板が立ち並び、広東・北京・上海・四川料理に、肉まん、餃子、飲茶などおいしそうな中華料理の匂いが街中に漂います。幾つもの門、関帝廟、媽祖廟、店々の建物のあでやかさ、路地で飛び交う中国語の活気に圧倒されながら歩けば、自然と元気をもらえることでしょう。

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