旅行記事
茅ヶ崎:日本の中心でハワイの雰囲気を楽しむ
茅ヶ崎は、湘南エリアの中心に位置する比較的小さな街です。日本のサーフィン発祥の地として知られていますが、ホノルルと姉妹都市でもあり、周辺にはハワイの影響を受けたショップやカフェが多くあります。一人旅でもグループ旅行でも、大都会のストレスから解放されてエネルギーを補給するのに最適な場所です!
朝、東京を出発
茅ヶ崎は、東京駅(JR東海道線)と新宿駅(JR湘南新宿ライン)の2つの直通電車が終日運行しており、およそ1時間で簡単に行くことができます。
茅ヶ崎駅に到着したら、まずはサザンビーチへ向かいます。茅ヶ崎駅周辺にはダイチャリのレンタルスポットがいくつかありますが、アプリやサービスは日本語のみです。早めに到着して歩くことが苦にならないのであれば、サザン通りの散歩をお勧めします。所要時間は20~30分で、コーヒーや持ち帰り用の食べ物を買うチャンスもたくさんあります。その際、街の音や音楽に注目してみると、サザンオールスターズの曲が繰り返し流れていることに気づくかもしれません。1975年に結成されたサザンオールスターズは茅ヶ崎出身のバンドで、ビーチとストリートの名前にもなっているほど、この地域で愛されています。
最初の目的地:茅ヶ崎サザンビーチ
茅ヶ崎に行くと、ウェットスーツを着ている人や、ビーチクルーザー(自転車)にサーフボードを付けている人が増えてきます。前述したように、茅ヶ崎は日本のサーフィン発祥の地として知られており、今でもサーファーに人気のスポットとなっています。
茅ヶ崎サザンビーチに到着すると、まず目に入るのが茅ヶ崎サザンビーチのシンボル「C」の字型のランドマーク。ここは有名な写真スポットで、シンボルの右側に立つと「円(えん)/日本語の縁」の形になることから、運命の結びつきを意味しています。天気がよければ、真ん中にある烏帽子岩もバッチリ撮れるかもしれません。
茅ヶ崎のシンボルといえば、海岸から見えるこの岩。茅ヶ崎市のマスコットキャラクター(えぼし麻呂)の帽子をはじめ、茅ヶ崎市内にはこの岩の形をしたシンボルや看板がいくつもあります。
お天気が良ければ、クルーズに乗って間近で見ることもできますが、必ず事前に運航状況を確認してくださいね! 以下※参照
また、運良く晴れていれば、ビーチから富士山を眺めることもできるかもしれません。
ビーチに着いたら、地元の人のように散策したり、ビーチでくつろいだり、ビーチの目の前にある「サザンビーチカフェ」のようなユニークな海の眺めが楽しめるカフェやレストランを楽しんだりして、時間を過ごすことができます。
※10時、11時、12時に出航予定。事前に電話で空席状況を確認してください(波浪状況や天候により運航スケジュールは変更になる場合があります)。
情報:
- サザンビーチ住所: 〒253-0055神奈川県茅ケ崎市中海岸4丁目12986-5
- えぼし岩クルーズ: 電話番号 (日本語) 0467-82-6946
ランチタイム:どこで食べる?
茅ヶ崎は、日本の他の多くの場所と同じく、食べ物、特に海産物がたくさんあります。茅ヶ崎の特産品のひとつに「シラス」があります。この料理を食べてみたいと思ったら、いくつかの選択肢があり、もちろん、その日に獲れた新鮮なものを食べることができます。
Cランドマークからビーチの西側に向かうと、有名なレストラン「かっとび」がありますが、ここは立地の良さを活かして海から直接魚を仕入れているシラス料理の専門店です。
都心へ帰る際なら、駅ビルの最上階のレストランフロアに「かっとび」の2号店もあります。.
シラスはイワシの一種で、沿岸の海流からやってきて外洋で漁獲される春ものと、沿岸で直接育つ夏から秋ものに分けられます。
かっとびの情報
- 1924年に漁師としてスタートした「快飛丸」が、1990年に魚関連商品の販売を開始し、2000年にはレストランをオープンしました。
- 住所:神奈川県茅ケ崎市柳島海岸15-12
- 料金 :1,000 円から3,000円
- 営業時間: 午前11:30 – 午後3:00
2番目の目的地:茅ヶ崎里山公園
茅ヶ崎での次の目的地は、里山公園です。市内中心部の郊外、山側に位置し、茅ヶ崎駅の北側から出ているいくつかのバス路線を利用して行けます。一番早いのは50番線で、駅から約20分乗車で、バスを降りてから公園までは徒歩数分です。
子供連れの方は、ここはきっとお気に入りの場所になるでしょう。この公園はとても家族向けで、屋外でのスポーツに適した広い緑地や周囲の自然を利用したたくさんの娯楽を提供しているだけでなく、70メートルの巨大な滑り台やトランポリン・エリアなど、あらゆる年齢の子供たちのための施設があります。
これらの施設を利用しないのであれば、竹林に囲まれた記念ガーデンや日本庭園など、公園内の自然を楽しみながら静かに散策することができます。
情報:
- 住所:神奈川県茅ケ崎市芹沢1030
- バス: 茅ヶ崎駅(北口)から文教大学行きで 「芹沢入口」バス停下車
- ウェブサイト(日本語): http://www.kanagawa-park.or.jp/satoyama/
- 追加情報:車でお越しの方は駐車場をご利用いただけます(有料)
駅に戻る
里山での滞在が終わったら、公園に行くときと同じ方法で駅に戻ります。ここからは、都心部を散策することができます。緑の多い場所で過ごしたい場合は、北へ5分ほどのところに茅ヶ崎中央公園があります。
美術館が恋しくなったら、南方向へ数分のところに茅ヶ崎市美術館があるので、ぜひ行ってみてください。閑静なエリアにある素敵な小さな公園に囲まれているので、周りには人がほとんどいない状態で散策でき、より静かな時間を楽しむことができます。
もし、駅の近くで過ごしたいのであれば、地元の小さな神社を見てみるのもいいでしょう。厳島神社(広島にある同名の神社ほど有名ではありませんが!)は、地元のアーティストたちに幸運をもたらし、初詣(新しい年に神社へ最初のお参りすること) で人気があります。
情報:
- 茅ヶ崎市美術館
〒253-0053 神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1丁目4-45
開館 火曜から土曜、午前10時‐午後5時 - 茅ヶ崎中央公園
〒253-0041 神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎2丁目3-1 - 厳島神社
〒253-0044 神奈川県茅ヶ崎市新栄町2
見学が終わると、そこはもう駅のすぐそばです。お土産を買いたい方は、駅舎の中にもたくさんありますし、線路の方にも行けます。
路線数は少なく、東京方面への列車は5番線からの出発となります。湘南新宿ライン(新宿駅行き)と東海道線(品川駅、東京駅行き)のどちらに乗るかは、あなたの目的の駅によって異なります。
注目ポイント:東京に戻るとき、茅ヶ崎駅で電車に乗る前に、駅の出発のジングルをもう一度よく注意してくださいね:このジングルもサザンオールスターの曲なのです!
まとめ:
朝の出発は、新宿駅または東京駅から茅ヶ崎行きの直通列車で(いずれもJRパスが利用可能です)。
茅ヶ崎駅からサザンビーチまで歩き、そこから見える景色や近くのカフェを楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。地元の生シラスをぜひ味わってみてください。
昼食後は駅に戻り、バスに乗って里山公園へ向かいます。飲み物やスナックの自動販売機があります。都心に戻る前に庭園を見学し、雰囲気を楽しみましょう。
散策して、いつかのスポットを見つけ、帰る準備も整ったら、電車で東京へ戻りましょう!
茅ヶ崎は東京周辺の他の都市とは異なり、人々はのんびりとした時間を楽しんでいます。お店や会社の営業時間も「茅ヶ崎時間」と言われていて、9時や10時にならないと営業しないところがほとんどです!