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旅行事業者向け情報

藤沢・江ノ島:東京から直近にある島の楽しみ方

Christophe Audisio

美しい海の景色を一日かけて楽しみたいと思っているなら、江ノ島がおすすめです。東京から約1時間の距離で、美しい景色を眺めたり、ショッピングを楽しんだり、この地域の歴史や文化を垣間見ることもできるでしょう。

出発

東京駅(JR上野東京ラインで約1時間)または新宿駅(JR湘南新宿ラインで約50分)から、大船へ向かいます。大船に着いたら、湘南モノレールに乗り換えて、湘南江の島駅へ。モノレールは、美しい景色の中を約15分かけて移動します。
座席を確保したい方、大船やモノレールに乗れなくても構わない方は、小田急線のロマンスカーで新宿駅から藤沢まで行き(1時間15分)、江ノ電に乗り換えて江ノ島駅まで行くという方法もあります。

江の島

どちらの駅に到着しても、江ノ島へと続くまっすぐな道を歩いていきます。約15分の道のりですから、道の途中でも、島についてからでも、気に入ったカフェやショップへ立ち寄れます。

小さなトンネルを抜けて道路を渡ると、島と本土を結ぶ橋の上を歩き始めますが、運がよければそこでもう富士山が見えるでしょう。もしあなたの見た景色が気に入ったのなら、島の頂上からの眺めも楽しみにご期待ください!

島に到着すると、メインストリートには小さなショップやレストランが並んでいます。旅のお土産を買う絶好のチャンスです。

江の島には階段を上っていくと同名の神社があります。階段が苦手な方には、神社へのアクセスに便利なエスカレーターもあります。

江島神社または辺津宮(日本語でヘツノミヤ)は、辺津宮、中津宮、奥津宮の3社で構成されています。その入口は島の基点に在り、藤沢市の指定文化財である独特な青銅の鳥居があります。 くぐり抜けると、朱の鳥居、瑞心門にたどり着くまで、通りに伝統的なお店やレストランがたくさん並んでいます。 この通りは弁財天仲見世通りで、門前町と呼ばれています。

そこから島の頂上に向かって上がっていきます。どの神社にも数人の神官がいて、参拝客や観光客を歓迎してくれます。混雑していなければ、神社についての説明もしてくれるでしょう。神社の周りでは、木々や植物が外界から切り離されているように見えますが、神社の敷地に出入りするときにそれはすぐに気づくでしょう。

江の島の頂上に到着したら、小さなカフェやレストランで景色を楽しみながら休憩できます。追加料金で「サムエル・コッキング苑」を訪れたり、「シーキャンドル」の上に上がったりすることができます。

シーキャンドル + サムエル・コッキング苑

  • 料金: 大人¥700 、子供¥350 
  • サムエル・コッキング苑のみ: ¥200  子供¥100 
  • 住所: 〒251-0036神奈川県藤沢市江の島2丁目3-28
  • 営業時間:毎日午前9時から午後6時
  • 追加情報: 冬に訪れるなら、シーキャンドルのイルミネーションは必見です。

準備ができたら、反対側の海岸に向かって島を下り始めます。ここは、階段が少し急で狭いので、気をつけて歩いてくださいね。途中に、カフェや小さな家もありますが、生い茂った植物や、海に向かって削られた深い渓谷など、島の自然の景観を楽しんでください。
そして稚児ヶ淵にたどり着くと、海に面した場所になります。そこには、岩屋の洞窟へと続く道があります。この洞窟は、海によって自然に掘られたもので、島の下に道を形成しており、その先には小さな神社があります。洞窟は「改築」されていて、この地域の動植物を紹介する小さな展示があります。

洞窟内を歩く時には、1.5メートルより低い場所がありますのでぶつからないように、頭上に注意してください!

岩屋

  • 料金:¥500
  • 住所: 〒251-0036 藤沢市江の島2丁目5

洞窟から出ると、釣りをしている人や海岸を散歩している人を見かけます。島の横を回り込むと、船に乗って島の入口の橋のところまで戻ることができます。長く歩きたくないときは、船に乗ったほうが早く帰れるだけでなく、江の島を違った角度から眺めることができます。

べんてん丸 橋へ戻る遊覧船

  • 料金: ¥400
  • 追加情報:天候にもよりますが、約10分間隔で往復しています。

島を離れると、海岸や通りを散策したり、有名な新江ノ島水族館に行ったりしてから、電車へ戻れます。

新江ノ島水族館

  • 住所: 〒251-0035 神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1 
  • 料金:大人:¥2,500、学生¥1,200 - ¥1,700 
  • 団体割引 20名以上
  • 営業時間:平日午前10時 ‐ 午後5時、 土日午前10時-午後6時

藤沢- 辻堂

準備ができたら、江ノ島駅に戻りましょう。次に向かうのは、地元の人にも観光客にも人気があり、ある漫画で有名になったローカル線、江ノ電です。緑と黄色の車両が目印のこの路線は、藤沢駅と鎌倉を結んでいます。

Photo: Peter Sidell / Japan Travel
Photo: Peter Sidell / Japan Travel

電車に乗ったら、10分ほどで藤沢に到着するまでお楽しみください。終点なので、乗り遅れる心配はありませんから、ゆっくりと寛いでください!

藤沢駅に到着したら、電車を乗り換えてJR東海道に乗り、辻堂駅まで1駅移動します。江ノ電の改札を出ると、徒歩1分でJRの駅に到着します。

辻堂駅に到着し、北口を出れば「テラスモール」がすぐそばにあります。 

そこから数分歩くと、モールの地上部のすぐ後に、小さな緑地「神台公園」があります。その前にある通りを渡って、ビルの7階が最後の目的地です。

今回は、日本の伝統的な文化である浮世絵の博物館 藤沢市藤澤浮世絵館をご紹介します。

ここでは、藤沢とその周辺だけでなく、東海道五十三次のすべての宿場や場所の歴史についても学べます。浮世絵が人気を博した江戸時代(1615年~1868年)の作品も展示されており、1500点以上の豊富なコレクションの中から、一度に50~60点を展示する特別展も開催されています。

藤沢市藤澤浮世絵館

  • 料金:無料
  • 住所:〒251-0041 神奈川県藤沢市辻堂神台2丁目2−2 ココテラス湘南 7階 
  • 追加情報:英語のパンフレット、説明書あり

この文化的な体験を終えたら、ショッピングモールに戻って買い物をしたり、そこにある数多くのカフェやレストランを楽しんだりすることができます。藤沢での時間は終わりに近づいていますから、東京へ直行する電車に飛び乗ることもできますし、神奈川をもっと知りたいと思ったら、同じ路線で反対側の小田原へ行ってみてはいかがでしょうか?

すべての路線がJRではないため、JRパスが使えない路線もあるので、PasmoやSuicaなどのICカードを購入してチャージするか、これらの路線を利用するごとにチケットの購入をするためには、現金を持っていくことをお勧めします。
 

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